【日本製】 執念の経営　高江常男 ビジネス・経済

★★★★

2024-08-21

戦争や天災等のショックを利用した極端な改革(市場主義経済改革)というのが、ショックドクトリン。 チリ・ソ連崩壊後のロシア・中国・南アフリカ等で行われた経済改革が、ショックドクトリンであったという経緯が記載されています。 我が国でいえば、阪神淡路大震災後の構造改革が該当するでしょうか。 そして、東日本大震災が起こりましたので、これを利用したショックドクトリンが行われるかどうか注視していかねばならないと思いました。 増税やTPPはショックドクトリンではないかと感じております。

• *conbu*
• 24歳
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★★★★★

2024-09-19

日本における投資信託のお寒い状況がよくわかりました。 長期投資をするために設計された道具である投資信託ですが、日本には３０００本以上存在するのに、長期投資家の立場に立った商品は現在８本しかありません。 銀行等の金融機関が売っているのは、信託報酬や手数料が高いものがほとんどです。結局、銀行等だけが安全・確実に儲けられることを主眼に、デザインされた商品が大部分なのです。 一方、この本で薦められている投資信託は、安い信託報酬・販売手数料０円、無期限、資産規模30億円以上、などなど。長期投資家の目線にたった商品ばかりです。 ただし上記８本は、運用されてからの日が浅く（高々数年）、またリーマンショック・ギリシャショック・円高の影響を受けているので、基準価額が１万円を割り込んでいるものがほとんどです。BRICs等の2ndグループが世界経済の主役になるこれからの世界市場で、よいパフォーマンスを上げられるポートフォリオであるかどうかは分かりません。 もう少し様子見が必要でしょう。

• なぉto
• 32歳
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★★★★

2024-08-07

書いてあることは正しいんだろうなーと思いますが、 同じことが繰り返し書いてあって、内容が薄い気がしました。 著者が普段言っていることが書いてあるので、 著者を良く知っている人にとっては、物足りないと思います。

• AIAI3992
• 40歳
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